累進屈折力レンズ

累進屈折力レンズ

5.二重焦点レンズの進化

EX型二重焦点レンズの登場は、当時のシニア世代にとっては革新的でした。 正視の人にとっては、掛け外しの手間が省けました。屈折異常のある人にとっては、掛け替えの面倒が解消できました。遠くも近くも目線の移動だけで見ることができた...
累進屈折力レンズ

4.二重焦点レンズEX型

遠近両用レンズは、今ではあまり聞かれませんが、当初二重焦点(BIFOCAL)レンズと呼ばれていました。 遠方を見るための遠用部の焦点と近方を見るための近用部の焦点。両方が上下に配置されていたので、そう呼ばれたのだと思います。 ...
累進屈折力レンズ

3.累進レンズが必要な理由(正視編)

45歳の人が+1.00Dの老眼鏡を掛けると明視域は以下のようになります。 遠点(ハッキリ見える一番遠い位置)は、100 / 1 = 100(cm)になります。(計算をしやすくするため、分子は1から100にしてあります) ...
累進屈折力レンズ

2.老眼鏡が必要な理由(正視編)

眼の調節力は年齢と共に減衰します。資料によっても異同はありますが、管理人の記憶では・・・ 以上のようになっています。 こういう公式があります。近点距離(f) = 1 / 調節力(D)<単位はm> 仮に...
累進屈折力レンズ

1.境目のない遠近両用レンズ

フランスのエシロール社が、バリラックスと言う商品名で境目のない遠近両用レンズを発売したのが1959年。何とその歴史は古く、60年以上になろうとしている。 それまで、遠近両用と言えば深く段差のあったバイフォーカルか、レンズ下部に半月の...